The World Could Change

  • 曲解説
  • 留学生時代、ある人権団体が主催する映画祭の前座を頼まれ、そこで演奏するために作った曲です。 テーマが広くて重く、歌詞を書くのに相当悩みました。英語力が足りず最初はものすごく陳腐な歌詞だったのですが、同じ音楽科の知的な友人セイン君にアドバイスと校正をかなり手伝ってもらいました。 英語のアドバイスを誰かに頼むのはこの詞に限ったことではありませんが、彼に手伝ってもらっていなければ絶対に思いつかないようなフレーズが数カ所あったりします。 自分では手に負えないくらい不条理なことがある中で、それをなんとかしたいと言う想いで作った歌。 この時期ハイチ問題も色濃く、ダルフール紛争も続いていたりと、自分なりに人権問題や国際問題を考えることが多かった時です。 各種国際協力団体に登録したり募金したりすることを活発にやっていた時でもありました。 実際は人権や紛争に関する問題なんて重過ぎて深過ぎて複雑過ぎて、それを変えるだけのパワーは個人では到底持ち合わせていない。 自分に出来ることと言ったら、差別無くみんな純粋に楽しめるんだってことを表現することくらい。少なくとも音楽やってる時はみんな同じで、人間が発生したくだらない問題はそこにないんだってこと。 この歌を家で友達と延々と練習していたら、一緒に住んでいたハウスメートに「昼間っから延々とヒッピーの歌は止めろ〜!」とからかわれました。 英語での強いメッセージソングなので、日本のライブではあまり歌ったことがありません。]]>

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