曲解説 カナダのネルソンという街に住んでいた頃、とてもお世話になったリナというおばあちゃんがいました。
昔バレリーナだったと言うリナは、90歳を過ぎても杖なしでしゃきしゃきと毎日歩いて街へ出かけていました。
いつもニコニコ笑顔で優しく好奇心旺盛、頭が切れてユーモアのセンス抜群なとてもおちゃめで粋なおばあちゃんで、とても私をかわいがってくれてました。
英語が中途半端な自分と耳の遠い彼女。一緒にいると話がかみ合わないことが多々ありましたが、なぜだかとても気が合って大好きなおばあちゃんでした。
わたしがバンフで働いていた2009年10月、リナは93歳で亡くなりました。
毎週水曜日になると街の
スクラブル(*下記参照)クラブに出かけて仲間と楽しんでいたリナ。
家に遊びに行くと「Yuki、あなたもスクラブルやった方がいいわよ、英語の勉強になるから。」といつも言われてました。
そのやり取りを歌った歌です。
結局わたしは一度も彼女とスクラブルをやらないままでした。
ハロウィーンの日に行われた彼女の葬儀でこの歌を歌わせてもらいました。
*スクラブル:北米発祥のクロスワードのような言葉遊びボードゲーム。単語を作って得点を競い合う。]]>