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劇団での1年を振り返って

ローズニースシアターでの契約が終わりました。ちょうどあれこれ忙しい時期に終了となり、最後までバタバタでした。 現在劇団では春の2つのショーに向けて、リハーサルや舞台準備が慌ただしく進んでいます。 特にこの劇団はツアーで北米各地を数週間にかけて周るので、旅の準備などもあり。🚐💨 今回は西海岸のバンクーバーでも公演予定と、かなり長丁場。 舞台一式とメンバーを乗せてトラックで大陸移動をし、1日2回の舞台設定もすべて自分達でこなすなど、正直現場の大変さは想像以上です。体力があって健康でないと本当に持たない!😵 芸術の分野で今回1年間働かせてもらう機会を得て、本当にたくさんの事を学びました。 非営利組織としての劇団の運営、助成金などのサポート、資金集めのイベント、オーディション、現場でのセッティング、観客の反応などなど。 パフォーミングアーツのビジネスに携われるという事だけでワクワクしていましたが、劇団というところは本当に凄まじい作業量だなと。😱 大規模の劇団だと外注を雇って肉体労働をしてもらうこともできるのだけど、スタッフの数が限られた小規模の劇団だと、何から何まで内輪でこなすことになる。 なんと言うか同じ芸術の分野でも、自分は音楽でよかったなんて思ったりしました・・・😅 だって演劇の舞台と音楽のステージでは、パフォーマンスに必要となる設備が全然違う❗️ 両方とも大掛かりになるとどっちも大変だろうけど、小規模でも演劇の場合は音楽とは比べ物にならないくらいの設備。 事務作業で雇われたはずが結局は人手が限られているので色々手伝い、あらゆる物を運びまくって腰を痛めるかと思いました😵 やっぱり演劇に相当な情熱があるからこそ、こういう仕事をこなしていけるんだなあと。 仕事に対する取り組み方も、みんなほんと熱が入ってた。 そしてこの劇団では小学校から高校までの学校を対象として公演を行なっているので、人権、平等、性、LGBT、いじめ、家族、愛など、教育に関する要素を含んでいてスタディガイドがある。 それぞれのショーが考えさせられるテーマを持ち、それでいて子供向けなので重過ぎず軽快でわかりやすい。 職場環境も男女が平等な上に(むしろ女性がかなりパワフル)、LGBTや人種に対する考え方がとても開けてる。 例えばトイレの標識は男女区別のないものを選択。こんな感じ(写真は違う所からのものだけど)。 採用するキャストや従業員にも人種の偏りがないように、さまざまなバックグラウンドを持つ人達を意識して選んでる。 英語を母国語としないアジア人の自分がスタッフとして採用されたのも、そういう理由もあってこそ。 劇団によってはキャスティングに白人しか採用していなかったりする所もあるらしいけど、この劇団ではあえて一つのショーの中に違う人種のキャスト達を取り混ぜてる。 そんな環境の中に身を置いて仕事をして、劇団でのビジネスだけじゃなく、人としてのあり方や接し方なども色々考えさせられて学びを得たと思います。 この劇団が初めて採用した事務のアシスタントのポジション。 自分は至らないと常に感じながら脳みそ必死に動かして働いていたけれど、実際どれだけ貢献できたかな。 うまく行かないことも歯がゆいこともたくさんあったし、英語力のなさを痛感したりもした。 でもスタッフの人達みんな、暖かく時に厳しくサポートしてくれた。 本当にこの1年、ここで働けたことに感謝ですっ!✨ さ、次の仕事に無事たどり着けるかな〜。 ]]>