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仕事と生活と資金のこと

これからは頑張る! 今まであまり近況報告をしていませんでしたが、最近ようやくちょっと安定した職が見つかりまして。 この職にたどり着くまでもいろいろ流れと繋がりがありました。 1週間ほど前までは、この先どうなるかという状況だったのであまり近況に触れてなかったけど、ようやく報告できそうです。 ちょっと長くなりますが! 去年の夏は職安で知り合ったお姉さまにほだされ誘われ、他の仕事も見つからなかったために成り行きでカジノディーラーとして9月始めまで1ヶ月半夜勤。前ブログにも書いたけど。 かなり長時間入れてもらえたので、チップを含めるとそれなりの稼ぎになった。 その後職探しを再開するも、なかなか思うように決まらず。 自分なりに計画していた仕事探しの期間をゆうに過ぎ、かなり不安定な日々。 今度こそはうまく行くであろうと期待した面接の二次選考で、2人のうち1人の確立で採用されなかった時はさすがにかなり凹みました。 当初は経験のある音楽講師やオフィスワーク、写真店の仕事、販売職などを希望してたんだけど、もうそんなことも言っていられなかったので、とあるメキシカンカジュアルレストランに応募。採用。12月半ばからスタート。 そこで重い物を持って新年早々腰を痛め、長時間勤務が不可能に。週2日か3日、平均して週10時間勤務ほどに減ってしまった。 同時期に小学校のランチサービスのバイトに応募し、採用。1月からスタート。これまた週1日、2日のペース。 同時に1月からToronto Employment & Social Servicesという市の施設で、週2日のボランティアを開始。トロント市による職業安定所/ソーシャルサービス施設で、主に接客したり基本的なパソコンの使い方を手助けしたりする仕事。ここに来る人たちはオンタリオワークス(通称OW)と呼ばれる生活保護を申請したり、施設にあるパソコンを使ったり、コピーなどをしたりする。 当然のことながら、失業期間及び週何日かのバイトとボランティアだけでは生活費は養えない。 それで実は、OWによる州の扶助を受けていました。 失業率が日本の倍と言われるトロント。かなりの数の人達が資金援助を受けてる。 職安の施設でボランティアをして、さらにそれを実感したんだけど。 そもそも税金が高いからってのもあるんだろうけど、コミュニティーサービスや福祉サービスがビックリするほど充実してて。 正直、日本と言う恵まれた国から来た上にカナダの扶助に甘えるのもどうかと言う感じなんだけど。 ただしかなり限られた額の扶助なので、家賃が高い場合は全然間に合わないことも。 自分は生活費がそんなに高くないので、扶助のおかげである程度はカバーできた。 そしてもちろん仕事をすると、その分収入に応じて減額される。 OWには就職支援のためのプログラムがいろいろあって。 仕事経験を積むためのボランティアプログラム「Job Incentive Program(JIP)」に参加すると、ボランティア手当としてさらに月350ドルが支給される。職安でのボランティアは、この制度を利用してました。 求人では、OWを受けている人だけが応募出来るという「Investing in Neighbourhoods(IIN)」と呼ばれるプログラムがあって。直訳すると「地域投資」プログラム。 市が、地元の非営利団体に人権費を投資すると言うもの。聞くところによると、10年ほど前に開始された比較的新しい取り組みらしい。 市はOW受給者に対して優先的にキャリアの場を与えるために、そして非営利団体に対しては人件費を提供することで地域貢献ができるように、とのことらしい。 OW受給者にしてみれば一般求人よりも少ない競争率で仕事をゲットでき、非営利団体にしてみれば人件費を負担せずに従業員を雇うことができる。 市からすれば、失業者にただ生活保護を支払うよりも、仕事の機会を少しでも多く作ってその労働力に資金を投資し、地域に貢献して欲しいということらしい。 ただし資金には上限があるので、仕事はパートタイムで1年までの契約に限られる。 市の職員に聞くと、この取り組みは今のところうまく行っているとのこと。 前置きが長くなったけど、今回このボランティアプログラム(JIP)に参加したことで、そこから地域投資プログラム(IIN)の仕事を紹介されました。 音楽など芸術系の職を探していることを職員に話していたら、「そういえばこの前そんな求人をうちの職員が載せていたわ」と。 そしてボランティア先の職員にレジュメやカバーレターの書き方、模擬面接などの手厚いサポートを受け、ようやく地元のとある劇団のAdministrative Assistant(日本語で言うと事務員かな)の仕事に就くことができました! 先週月曜から勤務がスタートし、無事一週間目が終わったところです。 週25時間の勤務と決まっているので、他の2つのバイトも継続中。 トロントに来てから早11ヶ月、本当に就職活動は厳しかった。ウエイトレスやキッチンなど飲食店のバイトなら雇ってもらえる確立は上がるけど、会社などで働くとなると経験と即戦力を問われるため、まず非ネイティブの自分はハンデ。 日系をはじめ、可能性があるであろうと思われるありとあらゆる求人に応募しても、面接の返事が来るのはごくわずか。そして面接へ何度行っても、まるで虫けらのように全く採用されない日々。 見えない同じ道を堂々巡りしている感じで、どこかに採用されるなんてもはや夢物語な気分でした。 だから今回の採用も、ただたまたまラッキーだっただけ、何かあるとすぐに足元すくわれるんじゃないかと言う気持ち。 だって一般的にいくら経験があっても採用されない時はされないし、タイミングもあり、コネもあり(ここ相当大きい!)、相性もあり、本当にラッキーな巡り合わせがないと仕事をゲット出来ないもんこの街。カナディアンもみんな苦労してるし、ちゃんと英語を操れない移民はなおさら。はあ〜。 ちなみにバイト先で一緒のブラジル人女子の旦那さんは、あまり英語が話せないけれどコンピューターのプログラミングが専門で、それを買われて1週間で6社面接してすぐ就職出来たと言ってた。そこまで世界共通のIT専門技術があれば話は別なんだろうな。 この一連の流れは、ブログ記事にすべきかするまいかちょっと迷ってました。 だって日本で仕事を自己都合で辞めて勝手にトロントに来て、いい歳してずっと失業して、結局は細々としたバイトや生活保護で繋いで、普通に生活出来るようになるのに必死で音楽もまともにやれてない、そんな胸はって言えないような事を公表出来るのか?と。どう見たってヤバいでしょと。 でも今回、日々の生活が成り立つ目処がついたので書くことにしました。 正直今の仕事もフルタイムではないから、完全に自分の望み通りとは言えない。まして一般の求人よりも競争率が少ない市のプログラムの中での採用だから、もしこれが一般求人だったら自分は一体いつ就職できたんだろう。 そうは言ってもとにかく、アート系非営利団体の事務職はカナダでの新たなステップとしてかなり嬉しいこと。 まずは本当にようやくトロントで定職に就けたので、これを基盤に経験を積んで英語力もアップしたいと思います! はー、やっとまともに生活出来る・・・ 写真。ボランティア先の職安施設で、最終日にケーキとティムホのギフトカードもらった。 すごく良くしてもらって感謝極まりない。じーーん 職員の一人から言われた、「やりたいことがあるなら絶対諦めずにパッションを持ち続けてトライすることよ。そうすると必ず道は繋がるって、私は信じてるわ」という言葉が深く心に残ってます。 ]]>

Posted in 日常 - Life

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