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カナダとアメリカへ行って来ます

今回はいつもの渡航とは違い、移民としての入国となります。 このブログ上で書くのは初めてかもしれませんが、この度永住権が取れてカナダ移民となりました。 ただしあくまでも「住んでいいよ〜」という許可が下りただけの話で、住まなきゃいけないわけではありません。 またよく聞かれるのですが、カナダ人になったわけでもありません。 なのでまずは手続きをするための入国です。 以前の投稿でも書きましたが、何件かライブをして来ます。 カナダに住んで音楽を勉強していた時、一番身に染みて感じたのは自分自身日本人として確立することの必要性でした。 周りのミュージシャンの方々には何度かお話ししたかもしれませんが、北米で日本人の自分が当たり前にジャズや洋楽を歌ったところで面白くないのです。 面白くないと言ったら語弊がかなりあるんだけど、そこで必死に肩を並べて同じ土俵でやる必要がそこまであるのかということ。 向こうの人が最も聴きたがってるのは、日本語で歌う日本の音楽。 もっと日本人でいることに誇りとオリジナリティーを持って、それを強く打ち出すようなことをしなければと。 もともとは自分が好きな洋楽やジャズ、ロックやブルースなどをみっちり英語圏で勉強したいと言う思いで海外へ行ったのだけど、同じクラスに日本人が全くいない中、どんなに背伸びしても現地の子達と対等に振る舞えない歯痒さに、毎日悔しい思いをしていました。 広く学んでいろんな曲を歌いこなせるようになるのはとてもいいことだけれど、何で勝負をかけるかと言ったら同じ土俵では出来ないと思いました。特に感じたのが即興で歌詞をつけて歌うブルース。 そんな中で同じアジア圏のインドの学生と知り合い、お互いの東洋の文化を混ぜた音楽を作ることにしました。 その時初めて、自分の出身地秋田の民謡を意識しました。 インドのラガや日本のこぶしを聴き比べ、民族楽器や民謡を取り入れた音楽を初めて作りました。 最近は秋田でそんな自分の気持ちを盛り上げるかのように、インド音楽をやっていらっしゃる方々と出会いました。 まず来秋していて知り合った、シタールの達人とも言えるヨシダダイキチさん。 一昨年カナダツアーでお世話になった梅若会の方々と、最近まさにインド音楽と民謡のコラボをしていらっしゃいます!! さらに最近知り合いライブでご一緒させて頂いている佐伯モリヤスさん。タブラ奏者の方です。 そんな方々との出会いは、なんというか自分の中で大きな驚きと喜びで! シンクロしてるなあ。。。 また民謡文化に興味を持ち、帰国後奄美大島に滞在したのも大きな経験でした。 いろいろな唄者の方々のお話を聞き、奄美という地域がどれだけ地元の文化を伝えて行くことに熱心か、そしてどれだけ音楽や唄が地域に根付いているかを目の当たりにしました。 日本であれだけ自然に地元の音楽が生活の中に根付いている地域は、滅多にないのではないかと。 そして、秋田は比較的それに対して逆なのではと思いました。 そうかと言ってそう言ってる自分は、少しだけ習ったりお話を聞いたりしただけで民謡歌手でもないし、地元の音楽をよく知っているなんて言えません。 でも、そこに対する取りかかりとして、海外の音楽に憧れてそれを歌うように、日本の伝統音楽も歌いたいと。 そんな思いで、今回数カ所でライブをして来ます。 どこもお客さまとの距離が近い、小さな会場。 ほんとはもっと予定を数多く入れたかったのだけど、なかなかブッキングが難しい! 現地に行って可能な限り飛び込みでもやって来たいと思います。 聴いてくださる現地のお客さまが取っ付きやすいような英語のカバーも歌おうと思いますが、なるべく大半を日本語で日本の曲やオリジナルを歌うつもりでいます。日本人の歌い手として自分はそうするべきなのだと思います。 自分にとって究極に理想の音楽は、お互いの文化を交えること。理解を深めること。人と人との関係もそれに似てる。 難しいですけど、どこの世界でも日本人としての音楽が出来るようになりたいものだって思います。 きっとそれは意識しなくても何を歌ってもどことなく滲み出るものなんだろうけど。 それにしても、伝統芸能を特訓されて来た方々がとても素敵だし、うらやましい! 自分はその文化の中間地点に立つような気持ちで活動したいって思います。 日本では北米の影響を受けた音楽もやりつつ、北米では生まれ育った日本の影響を出す。 物真似じゃなく、生まれ育った環境や住んだ環境の色を強く持てたらな。 地域に根付くものを何らかの形で知ってもらい、伝えて行けたら。 理想だけは果てしなくて現実が今ひとつ追いついていないけど、どたばたしながらなんとか行ってきます! うーん、ヘマしないよう心して動かねば。 飛行機キャンセルなどなく、無事つきますように!迷いませんように! 秋田には12月4日に戻ります。 くわしい予定はイベントページに掲載しています! ツアー後の報告ライブも是非来て頂ければ嬉しいです☆ 現地からもアップします〜〜!! では、行ってきます☆ :)]]>

Posted in お知らせ - News, 旅 - Travel

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2 Comments

  1. おばこ

    はじめまして。こんにちは。
    海外から自国の音楽はと問われると、古典を答えざるを得ない。
    しかし、どの国でも古典が大衆歌の地位を維持していない現状、
    答えはするが、すっきりしない。
    言葉遣いや調子、歌が生まれし環境が異なってしまったそれらは、
    現代の我々の心に響くのか。柚紀子さんはどう思われますか。
    「即興で歌詞をつけて歌う」と言えば沖縄奄美の民謡でしょうか。
    短歌や俳句もまさに即興ですね。日本ブルースなのかな。
    新旧洋邦が柚紀子さんを通してどう出力されるのか、
    とても楽しみにしております。
    拝読しているだけで、こちらがクラクラするライヴ日程に
    ただただ感服致しますが、どうぞご自愛下さい。

    • Yukiko

      おばこさん
      コメントありがとうございます!
      自国特有の音楽と言われると伝統的な古典となると思いますが、音楽はいろんな文化を取り入れて時間とともに変わりますよね。
      自分は本格的な伝統音楽や民謡などの基礎がないので、自分なりに解釈したエッセンスを取り入れて形にとらわれず流れに任せてやってみようと思います。
      またコメントお待ちしております!(^^)

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