ぼくの家からすぐそばの公園の
すみっこの砂場の横にあるシーソー
毎日毎日晴れた日はそこに行って
ぎっこんばったん あの子といっしょに遊ぶ

シーソーのそばに小さな穴掘って
あの子とないしょの宝物をうめた
いつか二人で見に来ようと約束して
ぎっこんばったん シーソーこいで笑った

ある日外から大きな音がひびいて
ママの写真を持ってパパと家を出た
シーソーのそばにあの子とうめた宝物
さわっちゃダメと言われて町を出た

シーソー いつも遊んだあのシーソー
シーソー あの子と乗ったあのシーソー
シーソー いつも遊んだあのシーソー
シーソー あの子がいないあのシーソー

ぼくがあの子と遊ぶ時はいていた
お気に入りのくつもズボンも捨てた
いつかぼくが大人になった時
あの宝物一人で見に行きたい

シーソー いつも遊んだあのシーソー
シーソー あの子と乗ったあのシーソー
シーソー いつも遊んだあのシーソー
シーソー あの子がいないあのシーソー

また乗れるかな

(2012.9.26)

  • 曲解説
  • 9月29日に潟上市で開催された震災復興支援イベント、ともしびプロジェクトの出演に向けて作った曲です。
    福島に住む子どもの目線を意識して、自分なりの反原発メッセージとして作りました。

    正直この曲を書きながらかなり悩みました。
    自分は被災地にはいないし、実際に福島に住んでいるわけでも現状をきちんと把握しきっているわけでもなく。
    そんな「わからない人」が勝手に現地の子どもの目線になったつもりでこういう曲を歌っていいのかなあと。

    でもそんなこと言ってたら歌というものを何も歌えないし書けないので、福島から避難した子ども達のインタビュー映像などを参考にしながら、出来るだけその事実を淡々と書き連ねた詞にしました。

    子ども達は自分の感情や想いを気の利いた言葉や態度で示せず、ただにこにこしながらちょっとコミカルな感じすらも漂わせつつインタビューに答えていたりするけれど、その事実を淡々と語る中にうまく説明しきれないたくさんの強い感情があるのだろうなと。

    なんかそういうものをこの詞から滲み出せていたらいいなと思ってます。


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